9月21日 北九州

ほーほけきょ

2009年09月27日 08:47

この日は元ソフトバンクホークスの山田投手の先発で多くのファンやメディアも駆けつけた。


試合前のアップ


ベンチ前

この試合まで1イニング限定で4試合ほど投げていた山田投手。
この日は実にホークス時代から約5年ぶりの先発マウンド。

これが初球。
気持ちよくストライクと行きたいところだったけど、初球から打って出てサードフライで1アウト。





初回をわずか6球で打取った。
立ち上がり、山田投手でも少しは緊張したのかな、
でも、投球内容から見ると緊張は無かったようだ。


愛媛の先発浦川投手。
昨年は福岡でプレーした北九州出身の選手。
昨年4月5日春日球場での福岡レッドワーブラーズ開幕戦では開幕投手を務めた。










この日の山田投手は素晴しかった。
当初は、森山監督と相談しながら2回か3回か行ける所までと話していたが、スイスイと6回1安打ピッチング。
3回にデッドボールが一つと、6回に内野安打一つ。
内野安打も完全に打取った打球。
三振も4個奪った。
球の伸びが違うんでしょうね、内野フライも多く上っていた。

愛媛の浦川投手も負けていません。
両チームゼロ行進、まったく危なげなく回は進んだ。

7回表、好投の山田投手に変えて左の大沢投手がマウンドへ上った。
4番の大島選手にホームランを許す。
1点先制されてしまった。


8回表には中田投手がマウンドへ
先頭打者に安打を許すも後続を断ち味方の援護を待つ。

8回から能登原投手がマウンドへ。
7回を散発3安打に抑えた浦川投手だっただけにこの交代で流れを引き寄せたい。

代わりばな、いきなりトモ選手が2塁打を放った。

ここでピッチャー入野投手に交代。

増田選手の送りバントで1アウト3塁の絶好のチャンス。

迷わず代打清水選手。

清水選手の思い切り振り抜いた打球は一直線にピッチャーへ!
良く取った入野投手。
良く取られた清水選手・・・。
入野はすかさず3塁へ送球。
戻れないトモ選手はアウトでスリーアウト。
一瞬の出来事だった。

清水選手はしばらく動く事が出来なかった。

1点ビハインドだけど、この後点を与えるわけにはいかない福岡RWはマウンドへ角野投手を送った。



角野投手の気迫のこもったピッチングで零点に抑えた。

9回裏の攻撃。
代打の三國選手がフォアボールを選んで出塁。
だけど後続を断たれてゲームセット。

負けはしたがいい試合だった。

8回の攻撃も得点には繋がらなかったけど清水選手の無念さが観客には十分伝わった。

また、山田投手が6イニングを投げるとは思ってなかったし、内容も素晴しかった。
とってもいいもの見せてもらった。




試合後報道陣に取り囲まれえる山田投手。

ぜひ、NPB復帰してもらいたい。

他の選手も一人でも多くNPBへ進んでもらいたい。


がんばれ~福岡レッドワーブラーズ。


試合後球場の外で歓声が起こった。
見てみると胴上げが行われていた。
宙に舞っているのはこの日愛媛の先発の浦川投手だ。
昨年愛媛から福岡にやってきたとき、自信最後の年として地元福岡へやって来た。
しかし、今年愛媛に復帰。
この試合、愛媛が今年福岡でやる最終戦でしかも浦川投手の地元。
ただの勝利とは違うということか。
だから胴上げなのか。
たとえ打たれて負け投手になっていても、こうして胴上げされたのではないかな・・・。

浦川投手もがんばれ~。